中国湖北省荊州市にある三国志の英雄・関聖帝君「関羽」の巨大像(高さ57メートル)が2021年9月に解体されることが決定した。同巨大像は関羽にゆかりのある地とされる荊州市が2016年に29億円をかけて建造。
この巨大な関羽像の高さは約57メートルで19階建てのマンションに相当、建築当時は観光名所として親しまれていたが、2020年に「違法建築」と認定して同巨像の解体が決定。
現在行われている解体作業は移転のための準備らしいので、完全に撤去され関羽像がなくなる訳ではないみたい。
関羽像の重さ1200トンで建築材質は青銅製、建築当時は↑茶色で迫力のある巨像だったのに、いまは↓黄緑色に塗られてしょぼくなってる。
アメリカ、ニューヨーク州にある自由の女神のように、建築から100年以上経てば文化遺産に指定されてもいい、それくらい素晴らしい銅像だと思う。
【豆知識】世界最大の立像はインドのサルダール像
2021年9月時点で世界最大の立像はインドのグジャラート州にあるサルダール像が世界一らしい。”サルダール”・ヴァッラブバーイー・パテールはインドの初代副首相でインドのビスマルクと呼ばれる政治家、サルダール像の大きさは183mで、茨城県の「牛久大仏(153m)」超える大きさの立像が、2018年10月に470億円かけて建築された。