AIで制作したイラスト作品の販売をFANZAで開始してから、約1か月が経過しました。
その結果を自分なりにふり返ってみようと思います。
FANZA同人の1か月の売上高は約2万円で利益は約1.1万円
■電子書籍や同人誌を自作して販売するのは初めての経験
わたしが生成AIを利用してイラスト制作を始めたのは2025年4月末からなのですが、それまで電子書籍や同人誌を自分で買うことはあっても、販売側に回る経験はゼロでした。
■FANZA同人の登録作品は3作品
当然、電子書籍や同人誌を作ったり販売した経験もなくて、販売に関してはほぼほぼ知識ゼロの状態。イラスト制作に関しては15年くらい前に手描きで絵を描いてたことがあるので、絵を描く技術や知識は多少あるのですが、それでも電子書籍や同人販売は初挑戦です。
FANZA(FANZA同人)ではAIイラストの販売登録をして販売開始になるまで最短で10日以上かかるのですが、手始めに3作品の販売を開始した結果のグラフが↓の通りになります。
■FANZA同人の売上高は約1か月で約2万円(利益が約1.1万円)
2025年8月の1か月間の売上高は販売本数が100本で20,750円で卸金額は11,150円。(販売本数がちょうど100本なのは偶然ですね)
1冊200~250ページの作品を販売価格300円(税込み330円)、それを30%OFFで売ってみました。
■FANZAで同人販売の利益は約50%
だいたい1冊当たりの平均販売価格が207円(30%OFF)で、売上高が約2万円、手元に残る利益が約1.1万円なので利益は約50%分、消費税10%+FANZAの手数料 約40%で、売上高の半分くらいは持っていかれる感じ。
AppleやGoogleのアプリ販売の手数料が売上高の約30%前後と言われているので、FANZAの手数料は40%で高めの設定です。
■FANZAで作品が沢山売れるのは最初の3日間くらい
FANZA同人では作品の販売開始から2~3日くらいが一番売れて、その後は販売本数が1桁未満になる感じです。
まだ販売登録作品が3本と少ないので、登録作品数が増えればグラフもまた違ってくると思うのですが、販売開始直後に一番作品が売れる傾向は変わらないはずです。
■FANZAはBOOTHの3~4倍の販売本数
FANZAでは2025年の夏頃からAIを使用した作品の販売を大幅に規制(生成AIで制作された作品は専用タブ以外では表示されなくなる)したのですが、それでも1か月で100本の販売本数。
同じ作品をBOOTHでも販売しているのですが、だいたいBOOTHの3~4倍くらいは作品が売れてる感じで、やはりFANZAのほうが数倍の集客力はありますね。
ただしBOOTHはプラットフォーム側の手数料が約10%くらいと非常に安いので、FANZAの手数料 約40%と比較して手元に残る利益の割合はまた違ってきます。
FANZAでAIイラストの販売を始めた結果まとめ
まだFANZAでAIイラストの販売は3本しか登録できてないのですが、それでも作品の販売開始から約1か月で販売本数が100本で売上高が約2万円、利益は約11,000円前後は、FANZAで電子書籍・同人販売の経験が初めてだったにしては十分な成果だと思います。
FANZA(FANZA同人)は販売手数料が高い、生成AI作品の規制が厳しい、販売審査に10日以上かかる(作品によっては販売審査で1か月半以上かかる場合もあるみたいです)とデメリットもいくつかあるのですが、集客力や販売力は電子書籍サイトのなかでも抜群に高いほうだと思います。
あとは売れる作品がどれくらい作れるか、登録作品がもっと増えたときにどうなるか?
最初の目標であったAIイラスト販売で月の利益1万円は達成できたので、次は1.5万円~2万円を目指して頑張りたいと思います。