【MHW】PS4向け「モンスターハンター:ワールド」がリリース決定!
■究極のモンスターハンターシリーズが登場!
毎年6月に北アメリカで開催される世界最大のゲームイベント「E3 2017」にて、モンスターハンターシリーズの最新作『モンスターハンター:ワールド(MHW)』が発表されました。
■モンスターハンターワールド公式サイト
→CAPCOM 『Monster Hunter World公式サイト』
本作はモンハンシリーズ初のオープンワールドゲーム(マップの切り替えなし)になるみたいで発売日は2018年初頭を予定、対応ハードはPS4、XboxOne、PC向けに発売。※日本国内ではPS4版のみの限定発売という話も
これまでも据置きゲーム機向けのタイトルとして何本かMHシリーズがでているのですが、完全新作のMHとしてはWiiで発売されたモンスターハンター3(2009年)以来、約9年ぶり。
※Wii U版のモンスターハンター3G HD Ver(2012年)は3DSの移植
※PS3版のMHP 3rd HD Ver(2011年)はPSPの移植
※PS4版のMHF-Zはパソコン版モンスターハンターフロンティア(MHF/2007年)の発展系
※2017年8月25日に発売されるNintendo Switch版のモンハンはMHXX(モンスターハンターダブルクロス/3DS)の移植
最近は携帯ゲーム機からの移植作品ばっかりだったので、長年、据置き機での完全新作を望んでいたユーザーにとって「モンスターハンター:ワールド(MHW)」は渾身の期待作!
PS4の性能をフルに活かした最高の『モンスターハンター』シリーズ
■完全新作『モンスターハンター:ワールド』で追加される要素
・フィールドマップは従来作品の約2.5倍の広さ。マップ全体がシームレスになっているためエリアチェンジの必要もなく、全エリアがつながっている。
・マップが広くなる分移動に時間が掛かるため、新しく「ファストトラベル機能」を実装。
・ペイントボールが廃止、その代りにモンスターの痕跡を教えてくれる導蟲(しるべむし)が登場。
・クエスト中にベースキャンプで自由に装備を変更できるようになった。
・回復アイテムの使用も歩きながら行えるため、アイテム使用後の隙をなくせる。
・モンスターの攻撃時にダメージ表示の追加(たぶん設定で表示、非表示の切り替えが可能だと思います。)
・行動AIが強化されモンスター同士で戦うことも。
・クエスト中にターゲット以外のモンスターもどんどん出てくる(MH3の乱入戦的な?)、またそれを利用してプレイヤーが意図的に仕向けることも可能。
・今作からオンラインクエストに途中参戦できるようになり、他プレイヤーの救難信号に応じて手助けすることも。
■公開された映像トレーラーからMHWの世界観を考察
↑捕食対象の豊富な古代樹の森を縄張りとする「蛮顎竜 アンジャナフ」
今回のモンスターハンターはトレーラー情報を読み取るとアクションゲームみたいな感じ?
動きのパターンや攻撃モーションは従来のモンハンを踏襲しつつ、敵から隠れるステルス要素、ワイヤーを使用した立体起動、火炎を避けつつジャンプ攻撃など、『Horizon Zero Dawn』や『アンチャーテッド』のような、よりアクションゲームに近づいた印象を受けます。
■大剣を装備したままボウガンのような武器で攻撃
■3DS版モンハンのようにモンスターに飛び乗ることも可能
■追ってくるモンスターから逃げるハンター
■地形にあるギミックを利用してモンスターを攻撃することも可能
■空の王者(笑)リオレウスも登場
MHWではPS4の性能をフルに生かし、モンスターのAI(思考)も強化。
行動パターンが増えただけでなくより生物らしい、モンスターの生態系を感じられるような世界観になっているそうです。
PS4新作『モンスターハンター :ワールド』武器全14種の紹介動画
2017年7月27日にはモンハンワールドに登場する全14種類の武器が公開。
以前に投稿されたプロモーション映像でMHWの武器は全14種類というのは確定していたのですが、実際に動画で攻撃モーションや武器のデザインが公開されたのは今回が初めてです。
MHWに登場する武器は「片手剣」「太刀」「双剣」「大剣」「ハンマー」「狩猟笛」「ランス」「ガンランス」「操虫棍」「スラッシュアックス」「チャージアックス」「ライトボウガン、」「ヘヴィボウガン」「弓」の14種類。
これまでのモンハンシリーズで登場した全武器で狩りが楽しめるようになっています。
一部、攻撃方法も変化していて双剣や操虫棍なんかは進撃の巨人を意識しているような感じです。(実際、防具のデザインも進撃ぽい)
※回転切りのモーション何かは進撃の巨人に登場するリヴァイ兵長やミカサ・アッカーマンのようです。
■YouTubeで公開されている双剣動画(CAPCOM公式)
→https://www.youtube.com/watch?v=F78hTRdPSiE
MHWの発売日は2018年初頭を予定!
今作は最近マンネリ化しているMHシリーズからの脱却を図り、初代モンハンからの正統進化を目標にしていると言われています。
「モンスターハンター」の醍醐味というのは単に大型モンスターを狩るだけではなく、その前段階。マップを探索して薬草やアオキノコを集めたり、回復薬グレートを作るためにハチミツを採取したりするのも楽しいものです。
■理想としていた『モンスターハンター』が実現しそう
現地で何かを調達しながら進めていくなどが、そもそもの思想としてすごく強くありました。そういう現地でのアイテム調達などに関しても、アクションが途切れたらダメだと思いました。今作に関しては、スムーズにアイテムなどを採って、使っていけるようにしました。左手に装備しているスリンガーもそうですね。
アイテムを採って、使うサイクルをすごく早くしたかったんですよ。これを行うことで本来やりたかった、いろいろなアイテムを使いながら武器や防具と織り交ぜて遊んでいく流れが、ようやく形になってきたかなと。
クエスト形式で事前にアイテムを準備するのもいいのですが、本当はリアルタイムで素材を現地調達しながら狩猟ができるモンスターハンターが遊びたかった。
自分で縛り条件を追加すれば、従来のMHでも似たようなプレイができないことはないのですが、より狩人(ハンター)としてのリアルさと言うか、そういうのを追い求めてほしい。
今でこそリオレウスは空の王者(笑)と呼ばれていますが、初代MHのリオレウスは戦っていて緊張感があり、派手なアクションで効率良く大型モンスターを討伐するのもいいのですが、事前に時間を掛けて入念に準備し、苦労のすえにようやく1体の大型モンスターを倒す!
今度発売される『モンスターハンター:ワールド』にはそういったシビアさがある、初代モンスターハンターをリスペクト(原点回帰)した作品になってほしいです。