2016年7月の気になる世界経済・情勢ニュースまとめ
アメリカTwitter社2期連続の1億ドルをこえる赤字
インターネット短文投稿サイトTwitter(ツイッター)がが7月26日発表した4~6月期の純損益は、1億721万ドル(約112億円)の赤字と、2期連続の1億ドルをこえる赤字を計上。
利用者の頭打ちや、広告収入がTwitterの利益にそれほど寄与していないようで、インスタのような新しいタイプのSNSの登場にも苦しめられている模様。
2016年度の最低賃金を全国平均24円引き上げへ 初の時給800円超へ
■最低賃金の引き上げ幅が平均24円と過去最大を更新
非正規雇用を含む労働者の賃金引き上げにつながる2016年度の最低賃金の目安となる額について、厚生労働相の諮問機関「中央最低賃金審議会」(会長=仁田道夫・東京大名誉教授)の小委員会は26日夜、全国平均で24円引き上げることを決めた。日額から時給に変更した02年度以降で最大の伸び幅だった前年度の18円を6円上回り、過去最大を更新した。
「時給1000円」の実現を目指している安倍晋三首相は16年度の最低賃金を3%引き上げるよう関係閣僚に指示し、審議会にも配慮を求めていた。審議会の決めた目安額は実質的に政府方針の3%に沿う形。目安通り引き上げられれば全国平均で最低賃金の時給は初めて800円を超え、822円となる。
毎日新聞より引用
4年で1億台以上もパソコンの出荷台数が減少!スマホの普及が原因か?
IT調査会社の米ガートナーが発表した2016年のPC(パソコン)の出荷台数予測(世界)は2億3200万台。
2015年と比較しても約5000万台の減少。
2012年のPC出荷台数が3億4300万台だった頃を比べると32%減と、約3分の2の規模にまで落ち込むことに。
世界のパソコン市場はわずか4年で出荷台数が1億台以上も目減りした計算です。
販売金額でも2012年の2190億ドルに比べて約45%減となる1220億ドルと半分近くまで縮小。
消費者の動向としては低価格向けの製品へと売れ筋がシフトしていることを示す結果となり、PCメーカーにとっては収益確保が厳しい状況であることがうかがい知れる。
パソコンの出荷台数減少の陰には、スマートフォンの普及で主にインターネットを利用するのにPCが必要なくなってきた時代背景も影響しているのかもしれません。
海外の外国為替証拠金取引(FX)への投資で8億円の被害に
香港や中国などの口座を使って高配当が得られると謳う海外のFX業者に、日本の31都道府県の約80人の個人投資家が預けた合計約8億3千万円が、口座から資金を下せないなどの被害に。
被害は詐欺事件とみられ警察に届け出ているようだが、FX事業者は海外にあるため事件の捜査は難航しそうである。
こういった詐欺被害を個人投資家が事前に見抜くことは不可能で、外国為替証拠金取引(FX)を行うなら。やはり日本の信頼できる有名FX事業者を、リスク管理の面でも複数に資金を分けて利用するのがいいでしょう。