【聖剣伝説3】アンジェラのクラス別育成方針・おすすめアビリティ考察

スーファミ版の頃から敵の弱点属性をつける魔法は強かったのだが、一部のモンスターやボスに対して魔法を使うと反撃(カウンター)をしてくるというシステムの仕様上、不遇な評価を受けていたアンジェラが大復活!

序盤はホーリーボールで敵を一掃、クラスチェンジ後は敵モンスターの弱点をつく魔法で大活躍。

一緒に旅をしている最中の仲間との会話内容もよくできていて、シャルロットとの会話はまるで姉妹のような、原作のアンジェラは少しワガママな印象が強かったが、聖剣伝説3のリメイクでアンジェラが一番可魅力のあるキャラクターに変化したと思う。

【闇闇クラス】アンジェラ「メイガス」の育成方針・おすすめアビリティ考察

アンジェラがレベル38でクラスチェンジできるClass3の「メイガス」は、原作で最強クラスの「エインシャント」を覚えられる攻撃特化の魔法職。リメイク版のエインシャントは消費MP28で威力600、広範囲に無属性大ダメージ。この他に闇属性のダークフォース(MP12、威力250)を覚えるのが特徴。

エインシャントはラスボスすら一瞬で倒せるほどの瞬間火力を持ち、アンジェラは裏ボスのタイムアタックにも欠かせない存在。

メイガスの固有能力「ソウルハント」は「味方が戦闘不能になってから30秒間、魔法攻撃力が20%アップする」は正直言って使いどころが難しい。味方が戦闘不能状態だと結局与えるダメージの総数が減るし、アンジェラの一人旅など縛りプレイじゃないとこの能力は役に立たない。

メイガスのおすすめ取得アビリティ

■メイガス職におすすめなアビリティ

・ペインマジック(知性12)
・ペインマジックオール(知性27)
・撃破ヒール(守り12)
・アブソープⅡ(力12)
・リミットブレイク(知性4)
・スペルレジスト(守り27)
・マジックシフト(リンクアビリティ)

アンジェラ(メイガス)はHPを消費することで魔法の与えダメージが増加する「ペインマジック系」のアビリティが強い。これらのアビリティを付けて敵の弱点属性を突けば消費MP5の下級魔法でも900~960前後のダメージを与えることができる。

魔法は直線上の敵に攻撃できる「エアブラスト+」が使いやすい。逆にメイガスは範囲攻撃できる上級魔法が少ないので、エアロブラスト以外は扱いづらい。

アンジェラ(メイガス)の総合評価

アンジェラのメイガスは魔法の与ダメージがアップする「ペインマジック」と「コンバート(魔法使用時、必要なMPの30%をHPで消費)」、「撃破ヒール」を付けた「エインシャント」が強い。マナの聖域のラビ相手なら合計2500ダメージくらい、キングラビも一瞬で消し炭となる。

一方でエインシャントは「呪文の消費MP」が多いことが弱点。コンバートや撃破MPを付けても雑魚敵に5~6回エインシャントを放つとガス欠を起こしやすく、レベルが上がるまでは雑魚戦で乱発はしにくい。

それとエインシャントは呪文の詠唱時間が長いので、詠唱中にダメージを受けると怯んで詠唱が解除されるのも使いにくいマイナスポイント。詠唱の怯み確率を90%減らす「スペルレジスト」を覚えれば活躍するのだが、レベル50前後では攻撃系アビリティとの両立が難しい。

通常の敵相手にはメガスプラッシュ(氷属性、MP9、威力200、ダメージ960前後)など普通の上級魔法のほうが隙がなく優秀で、例えば敵の殲滅力でいえばリース闇の「飛天槍」など必殺技のほうが強い。

メイガスの総合評価としては「スキルが揃わないと期待したほど強くない」という印象。メイガスのアビリティが完成するのはレベル65以降と大器晩成型。更に上位職の「スペルキャスター」になれば聖剣伝説3で最強のキャラクターといっていいほど強くなるのだが、メイガスの時点では2~3番手くらいの強さになると思う。

【闇光クラス】アンジェラ「ルーンマスター」の育成方針・おすすめアビリティ考察

アンジェラがレベル38でクラスチェンジできる「ルーンマスター」は、ブレイズウォール(消費MP19 威力350)スタンドウィンド(消費MP19 威力350)など、状態異常が付いた魔法を覚えられる特殊な魔法職。

ルーンマスターの固有能力「加護のルーン」「味方の状態異常耐性が常に30%アップする」、この他にも状態異常無効のアビリティも取得でき、まさにルーンマスターは状態異常のエキスパート。

ルーンマスターのおすすめ取得アビリティ

■ルーンマスター職におすすめなアビリティ

・ペインマジック(知性12)
・状態異常特攻Ⅱ(知性27)
・撃破ヒール(守り12)
・アブソープⅡ(力12)
・リミットブレイク(知性4)
・マジックシフト(リンクアビリティ)
・コンバート(リンクアビリティ)

アンジェラのルーンマスターは、状態異常の敵への与えダメージが40%増加する「状態異常特攻Ⅱ」や、味方全員の状態異常付与率が30%アップする「状態異常アップオール」がホークアイと相性が良い。

シャルロット(闇)の強攻撃時に状態異常を付与するアビリティと組み合わせて、「状態異常縛り」で聖剣3を攻略するのも面白いかも。

アンジェラ(ルーンマスター)の総合評価

アンジェラの上級クラスチェンジ「ルーンマスター」は、闇属性魔法の「ダークフォース+」がそれなりに効果範囲が広く、呪文の詠唱時間も短いので使いやすい。

「コールドブレイズ」といった状態異常を付与する上位魔法は、ダメージ1800~2000前後を叩きだすので強い。

ただルーンマスターを使ってみて思ったのが、状態付与系の上位魔法は雑魚敵に使用しても大抵一撃で倒してしまうので、状態異常を付与する意味がまったくないことに気づいてしまった。

ホークアイとパーティを組ませると面白そうだが、状態異常が効かないボス戦などでは弱い。

アビリティでいえばルーンマスターはレベル未満への与えダメージが20%UPするアビリティの「アンフェア」が強い。この「アンフェア」はリンクアビリティなので他の仲間にも付けることができる。アンジェラがルーンマスターに転職したら最優先で「力」の育成ポイントを上げてもいい。

アンフェアの与えダメージ20%アップは「物理攻撃」「魔法攻撃」の両方に効果があるので、デュランやケヴィンなどの物理職に付けても強い。

【闇クラス4】アンジェラ「スペルキャスター」の育成方針・おすすめアビリティ考察

ラスボス撃破後の追加ストーリーで「叡智のオーブ」を入手することで転職できるアンジェラの「スペルキャスター」は、ルーンマスターの殲滅力とメイガスの攻撃力を備えた最強の上級職。

スペルキャスターの固有能力で七つの大罪の【強欲】を意味する「グリード」は、被ダメージ時にMPを3%回復する。また、必殺技の「1,000t」が広範囲攻撃になったので、雑魚敵の殲滅能力もクラス3より上がっている。

スペルキャスターのおすすめ取得アビリティ

■アンジェラのスペルキャスターにおすすめなアビリティ

・アンフェアⅡ(力43)
・ペインマジック(知性12)
・ペインマジックオール(知性27)
・ペインマジックオール(知性53)
・リミットブレイク(知性4)
・スペルレジスト(守り27)
・マジックシフト(リンクアビリティ)

アンジェラのスペルキャスターは、自分や味方のHPを消費して魔法攻撃の与えダメージを増やす「ペインマジック」と、自身のレベル未満の敵への与えダメージが30%アップする「アンフェアⅡ」を付けるだけで、魔法のダメージが3.5倍くらいまで跳ね上がる。

これに古代魔法の「エインシャント」とリースの「マインドダウン」が合わされば、難易度ハードの大魔女アニスも1分30秒以内にクリア可能で、アンジェラは聖剣伝説3のなかで最強クラスの一人と断言していいほど強い。

2週目以降の周回プレイでアンジェラクリア特典の「激情の絆(常時、魔法攻撃力が50アップする)」があれば、最強のスペルキャスターがここに誕生する。

アンジェラ(スペルキャスター)の総合評価・育成方針

アンジェラの育成方針としてはスペルキャスターになったら、「知性53」「守り27」「力43」を目指してポイントを割り振るといい。これでスペルキャスターに必要な最低限のアビリティが一通り揃う。

スペルキャスターのおすすめスキル構成は「ペインマジック」「ペインマジックオール」「ペインマジックオールⅡ」「リミットブレイク」「マジックシフト」「スペルレジスト」の7つ。

これに好みで「隠密」「漆黒の力」「マジックアーマー」「ブラックスミス」など、他のアビリティを付け替えればいい。アンジェラにクリティカルUPを付けてエインシャントのダメージ底上げを図るのも面白い。

スペルキャスターにはルーンマスター経由で育てる方法もあるが、やはり最強の攻撃魔法「エインシャント」が使えるメイガスの方が総合火力は高くなる。

更にメイガスは魔法による被ダメージを30%の確率で0にする「マジックアーマーⅡ」も便利なので、スペルキャスターを目指すならアンジェラはメイガスから育てたほうがいいと思う。

【光光クラス】アンジェラ「グランデヴィナ」の育成方針・おすすめアビリティ考察

グランデヴィナはアンジェラがレベル38で転職できる【光光】属性のクラスチェンジ。グランデヴィナはダークフォース(闇属性)以外の全ての上級魔法を広範囲に撃てるのが特徴。グランデヴィナは魔力を込めた杖を回転させる必殺技の「スパイラルロット」が、広範囲+ダメージが魔力依存なのか攻撃力が高くて強い。

敵の弱点属性の魔法を使う戦法が有効で、特に「セイントビーム」は光属性の弱点を持つモンスターが多いラストダンジョンで役に立つ。

他の「エクスプロード(火属性)」や「メガスプラッシュ(水属性)」といった呪文も詠唱時間が短く隙が無い。固有能力のリフレッシュ(バトル勝利時にMPが15%回復)消費MP節約アビリティのおかげでMP切れの心配も少なく、グランデヴィナは雑魚敵相手の殲滅力が非常に高い。

グランデヴィナのおすすめ取得アビリティ

■アンジェラのグランデヴィナにおすすめなアビリティ

・強者(力27)
・エレメントコンボ(知性12)
・リミットブレイク(知性27)
・特技MPセーブ(精神12)
・スペルフィールドⅡ(守り27)
・全属性軽減(精神27)
・マジックシフト(リンクアビリティ)

アンジェラのグランデヴィナは、メイガスと比較すると若干火力面で劣るものの、「強者(ボス以外の与ダメージ20%UP)」「リミットブレイクⅡ(魔法与ダメージ25%UP)」を付ければ普通に戦えるようになるので早めのアビリティ取得をおすすめ。

この2つあれば敵の弱点属性をしっかりと把握していれば大抵のモンスターを一撃で倒すことができ、レベル3の必殺技「ダンシングロッド」は広範囲の敵にダメージを与えることができるので、アンジェラのグランデヴィナは通常のモンスターを相手に真価を発揮する。

アンジェラ(グランデヴィナ)の総合評価・育成方針

アンジェラの育成方針としてはまずグランデヴィナにクラスチェンジしたら、全ステータスの育成ポイントを21まで上げ、全ての上級属性魔法を早めに覚えるようにしたい。

特に状態異常の毒攻撃が厄介な土属性に効く「エアブラスト」や、闇属性相手に有効な「セイントビーム」、魔法が効きにくい相手やシールド持ちの敵に有効な「アースクエイク」などを優先して覚えさせるといい。

グランデヴィナは通常の上級魔法が強いので、精霊魔法の「ダブルスペル」の取得優先度はそんなに高くない。「ダブルスペル」を覚えるくらいなら先に普通の属性魔法を習得したほうが、アンジェラのグランデヴィナは活躍しやすくなります。

【光闇クラス】アンジェラ「アークメイジ」の育成方針・おすすめアビリティ考察

アークメイジはアンジェラがレベル38で転職できる【光闇】属性のクラスチェンジ。アークメイジは無属性の精霊魔法「レインボーダスト(MP23/威力500)」が使えるのが特徴。

アークメイジの固有能力はHPが10%以下になるとMPが40%回復する「デスパレード」だが、バトル後にMPが回復するグランデヴィナの「リフレッシュ」と比較すると微妙。

アンジェラのアビリティはボスへの与ダメージを20%UPする「裁定者」が強く、のちのちにこのアビリティが『ウィッチクィーン』にクラスチェンジしたときに輝いてくる。

アークメイジのおすすめ取得アビリティ

■アンジェラのアークメイジにおすすめなアビリティ

・裁定者(力27)
・エレメントコンボ(知性12)
・エレメントコンボⅡ(知性27)
・特技MPセーブⅡ(精神27)
・スペルフィールドⅡ(守り27)
・リミットブレイク(知性4)
・マジックシフト(リンクアビリティ)

アンジェラのアークメイジは覚える精霊合体魔法の種類が違うだけで、光属性のグランデヴィナと能力的には似たような性能となっている。取得するアビリティに少し違いがあるのだが、闇属性の「メイガス」や「ルーンマスター」ほどの大きな違いは見られない。

精霊魔法の威力もグランデヴィナの「ダブルスペル(威力450)」に対して、アークメイジの「レインボーダスト(威力500)」のほうが少し強いがこれも誤差の範囲。

クラス4の「ウィッチクィーン」に成長するとまた運用方法が変わってくるのだが、クラス3の時点で魔法の性能差は気にしなくていい。

アンジェラ(アークメイジ)の総合評価・育成方針

アンジェラの育成方針はグランデヴィナと一緒で、精霊魔法を覚えさせるよりも全ステータスの育成ポイントを21まで上げ、上級属性魔法を一通り取得したほうがアークメイジの使い勝手がよくなる。

精霊魔法は呪文の詠唱時間が若干長いので、詠唱の怯み確率を減らす「スペルレジスト」がない光クラスの大魔法(精霊魔法、敵の攻撃が当たると詠唱がキャンセルされることがあるので正直言って使いづらいお荷物魔法。

セイントビームが強すぎるので、レインボーダストが活躍する場面は少ない。

【光クラス4】アンジェラ「ウィッチクィーン」の育成方針・おすすめアビリティ考察

大魔術師グランクロワによって封印されていた第4のクラス「ウィッチクィーン」は、グランデヴィナの魔法攻撃力とアークメイジの多彩な属性魔法を操る最高位クラスのクラスチェンジ。

アンジェラのウィッチクィーンは魔法王国アルテナでとあるイベントをこなし、「叡智のオーブ」を入手することでアンジェラがクラスチェンジできるようになる。

ウィッチクィーンの特徴

ウィッチクィーンの固有能力「エレメントマスター」は、無効耐性を持つモンスターに対しても属性魔法のダメージを与えられるようになる能力。ただし吸収属性の魔法耐性は無効化できないのでその点は注意したい。

ウィッチクィーンはボス以外への与ダメージが30%UPする「強者Ⅱ」ボスへの与ダメージを30%UPする「裁定者Ⅱを覚えるのが特徴。相手によってこられのアビリティを使い分けることで、戦いを優位に進めることができる。

ウィッチクィーンのおすすめ取得アビリティ

■アンジェラのウィッチクィーンにおすすめなアビリティ

・強者Ⅱ(力43)
・裁定者Ⅱ(知性53)
・リミットブレイクⅢ(知性53)
・全属性軽減Ⅱ(精神53)
・スペルフィールドⅢ(守り43)
・リミットブレイク(知性4)
・マジックシフト(リンクアビリティ)

アンジェラの「ウィッチクィーン」は、グランデヴィナ経由でクラスチェンジするか、アークメイジ経由でクラスチェンジするかによって取得できるアビリティ内容が少し変わってくる。

攻撃系のアビリティに関して言えば力27で覚える「強者(グラン)」「裁定者(アーク)」と、知性27で覚える「リミットブレイクⅡ(グラン)」「エレメントコンボ(アーク)」の2種類が違う。

これにより後々にクラスチェンジする「ウィッチクィーン」の方向性が変わってくる。

「グランデヴィナ」と「アークメイジ」はどちら経由が最強のウィッチクィーンになれるのか?

アンジェラのウィッチクィーンはClass3の選択によって対モンスター戦の役割が完全に分かれてくる。具体的にはグランデヴィナ経由が「強者」と「強者Ⅱ」を覚えるので、通常モンスターに対して特化、アークメイジ経由が「裁定者」「裁定者Ⅱ」を覚えるのでボス戦特化となってくる。

・強者……ボス以外への与ダメージが20%UPする(グランデヴィナ)
・強者Ⅱ……ボス以外への与ダメージが30%UPする(アークメイジ)
・裁定者……ボスへの与ダメージが20%UPする(ウィッチクィーン)
・裁定者Ⅱ……ボスへの与ダメージが30%UPする(ウィッチクィーン)

それ以外でのアビリティでは「リミットブレイクⅡ(魔法ダメージ25%UP/グランデヴィナ)」「エレメンタルコンボⅡ(同属性の魔法を続けて使う度に与ダメージを10%アップ「最大30%」/アークメイジ)」の違いがあり、瞬間火力はグランデヴィナのほうが高いが、連続で魔法を撃つ機会が多いボス戦ではアークメイジのほうが5%ほど火力が高くなる。

グランデヴィナとアークメイジ経由のどちらが最強のウィッチクィーンになれるか?で言えば、アークメイジ経由のほうがボス戦に対して強くなるので個人的にはアークメイジのほうが強いと思う。

その理由としては、通常モンスターに対して強くなる「強者(ボス以外への与えダメージが20%UP)」はアンジェラのレベルが上がってくると、大抵の敵が魔法一発で戦闘不能になるので後々不要になってくる。

また、アークメイジの「裁定者(ボスへの与えダメージが20%UP)」はリンクアビリティなので、デュランやケヴィンなど他の仲間も装備できる点でアビリティの汎用性が高く、大魔女アニスのタイムアタックで役に立つ。

精霊魔法の「レインボーダスト」もアークメイジのほうが威力が高いので、結論をまとめると「ウィッチクィーン」にクラスチェンジするなら総合火力が高くなる「アークメイジ」を経由するのがおすすめです。

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