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【2016年6月24日】イギリスEU離脱による日経平均株価の大幅下落とポンド円の値動き

time 2016/06/25

【2016年6月24日】イギリスEU離脱による日経平均株価の大幅下落とポンド円の値動き

日経平均株価は前日比-7.9% 1286円安の終値1万4952円。ポンド危機再来!

 

■2016年6月24日

[東京 24日 ロイター] – 英国で23日、欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票が実施され、離脱派の勝利がほぼ確実になった。英国の先行き不透明感が強まり、第二次世界大戦後の欧州統合の動きにブレーキがかかった。

ポンドは一時1.35ドルを割り込んで30年ぶりの安値をつけた。「ブラックウェンズデー(暗黒の水曜日)」と呼ばれる1992年のポンド危機よりも、大幅な下落率を記録。ドル/円も一時99.00円と100円を割り込み、2年7か月ぶりのドル安/円高水準となり、日経平均株価も一時前日比1300円を超す急落となった。

 

6月24日 日経平均 前日比マイナス1,286円(−7.92%)

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[東京 24日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は急落。英国の欧州連合(EU)離脱を問う国民投票で離脱派が優勢となったことで、リスク回避の売りが強まった。東証1部銘柄の99%が値下がりする全面安の展開。終値は2014年10月以来、1年8カ月ぶりの水準まで下落した。日経平均の下げ幅は前日比マイナス1,286円と90年3月19日の記録に次ぐ過去8番目の大きさとなった。

前日までEU残留派が勝利すると見られていたが2016年6月23日に行われたイギリス国民投票。開票は日本時間2016年6月24日、6:00~15:00まで。

 

ポンドは一時1.35ドルを割り込んで30年ぶりの安値、ポンド円も午前7:00時には160円を付けていたがその、午後12:00には135円の大幅下落。わずか6時間でポンド円は25円の下落である。

この下落率は1992年のポンド危機よりも大きく、イギリスのEU離脱の衝撃はすさまじいものであった。

ドル円も一時98.970円を付けるなど市場は売り一色。(ドル円は午前7時の高値106.803~午前12時の安値98.970円。1日の値動き約7円)

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2016年6月24日 日経平均株価(CFD)の値動きとポンドの値動き(午前中)

■2016年6月23日にEU離脱の是非を問うイギリス国民投票が行われる。

■開票結果の発表は日本時間24日の6:00~15:00

■6月24日 午前の日経平均の値動き

 

2016年前半 日経平均株価の値動き(日足、CFD)

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EU離脱のイギリス国民投票結果発表中の日経平均株価の値動き(CFD)

日経平均株価は取引開始時(午前9:00)16,375円→前場終了12:00過ぎには15,000円を割って、いちじ最安値14,850円前後の値を付ける。

 

■前日までEU残留派が優勢との情報が流れ日経平均は1,000円以上株価を戻していた。

■日経平均CFDは一時、高値16,500円の値を付ける。

■日本時間6月24日、午前8:00にイギリス大都市での開票結果発表。EU離脱派の票が先行していると発表させると、わずか10分でポンド円9円の下落。

■ポンド円午前7:00に高値160.00円→午前8:10に149.500円

■イギリスの国民投票は1日中結果が発表され続けたが、終始EU離脱派の票が優勢。

■離脱派優勢の情報は午前8:00頃には出ていた。日経平均株価は午前10:00頃から本格的に下落を開始。

■日経平均株価は取引開始時(午前9:00)16,375円→前場終了12:00過ぎには15,040円を割り、一時最安値14,850円付近の値を付ける。

 

2016年6月24日 午前6:00~午後20:00までのポンド円の値動き

2016年6月24日 午前6:00~午後20:00までのポンド円の値動き

■ポンド円は午前7:00頃に高値160.089円の高値を付ける。

■午前7:00時頃から下落の兆候が見られ、午前8:00時のイギリス大都市部でのEU離脱派優勢の投票結果がでると、8:10分頃にわずか10分程度で149.500付近にまで下落。

■イギリスの国民投票の発表は1日中EU離脱派が優勢(残留派48~49%、離脱派51~52%)。午後12:00前にはポンド円135円を割る。

■午前11:30にドル円の仕掛け売り炸裂!11:30~11:35の5分間でドル円103.50→98.970円。1ドル99円も瞬間的に割る。(12:00頃に102.00円付近まで戻すが、12:50頃に再度100.00円にタッチ。その後103.00円付近まで戻す。安定は102.300円前後)

 

2016年6月24日 ポンド/米ドル(GBP/USD)の値動き

2016年6月24日 ポンド米ドル(GBPUSD)の値動き

■2016年6月24日のポンド/米ドル(GBP/USD)の1日の値動き

■当初EU残留派優勢の情報によりポンド/米ドルは1週間ほどで1.40→1.50付近まで値を戻す。

■午前7:00頃には1.5000付近の値を付けていたが、午前8:00の開票結果を受けて大幅下落。

■午後12:00頃に1.3400を割り、リーマンショック後の最安値1.3500を簡単に割る。

■最安値はポンド/米ドル 1.5015→1.3225ドル(約6時間で大幅下落)

■対ドルで一時10%以上下落、「ブラックウェンズデー」と呼ばれる1992年のポンド危機を超える大幅な下落率を記録。

 

世界各国の株価値動き

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■イギリス国民投票の結果確定後の欧州の株価値動き

DAX(ドイツ)は1,000ユーロ近く下落した取引が開始されたもののアメリカの取引時間(22:00)が開始されるまで上昇し続け半値戻し。

今回のEUショックの震源地イギリスの株価も前日比マイナス130ポンド(-6200)付近まで値を戻す。

■GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が高値ね株に突っ込んでいる日経平均マイナス1286円。現物の終値は14,952円(−7.92%)と15,000円の大台を割る。

 

■アメリカ株、金、原油の値動き

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※2016年6月25日 午前2時頃の値動き参考画像

 

■国民投票結果(イギリスEU離脱の選択)を受けてイギリスのキャメロン首相は辞意を表明。

■欧州の混乱を含む世界経済の混乱次第では年末の日経平均株価が14,000円を割る可能性が高くなってきた。

■今年の日経は下落トレント入りしたのは確実だが、ことの展開次第では日経平均株価は13,000円も見えてきた。

 

2016年後半の日経平均株価トレンド

年初の19,000円から完全に下落トレンド入り、年末には14,000円をつけてもおかしくないと思っていましたが、今回のイギリスEU離脱騒動でその下限は更に下がり、日経平均13,000円の可能性も見えてきました。

今後の悪材料として「中国発の経済危機、そしてリーマンショックの再来か?」が残っているのに

この株価の下落のしかたでは、軽く日経は10,000円を割るでしょうね。

長期で買いポジションを持つ場合はこの辺のリスクに注意して、きっちりと損切りラインを決めてから取引したほうがいいと思います。

 

 

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